耐火断熱工事

耐火被覆材は国土交通大臣認定を取得した耐火構造であり、鉄骨造の建物においては非常に重要な建材です。それらを建物の火災安全性向上に貢献すべく、適材適所へ応用した改修工法をご提案いたします。

耐火被覆工事

耐火被覆とは、建物の骨組みを耐火性・断熱性の高い材料で被覆することで、火災の熱から守ることです。建築基準法上、鉄骨造は、一定基準の耐火被覆をすることで耐火構造とみなされます。火災時における人命の保護、建物の安全面と極めて重要な役割があります。

不燃断熱工事

断熱材も不燃化の時代！省エネ・高断熱・経済性等の理由により可燃性合成樹脂発泡体が断熱材として広く普及していますが、火災時の延焼速度や爆燃・有毒ガスの発生の危険性の観点から、断熱についての工法・建材を見直してみませんか？

耐火被覆工事の種類

耐火塗装

鉄骨へ”塗る”耐火施工

耐火塗料による耐火塗装の特徴は、鉄骨自体に塗装を行い防火することができる点です。よって鉄骨そのものを建物のデザインとして活かすことができます。通常の塗装とは違い、鋼材（鉄骨）の厚さや大きさに応じて耐火材としての必要膜厚が異なります。膜厚管理や既定の塗膜厚を塗布するには、相応の手間と技術を要しますが多数の経験を持つ弊社におまかせください。

耐火シート

鉄骨へ“貼る”耐火施工

薄いシートをはさむだけで、耐火被覆がそのまま内装下地になります。スペースの有効活用などが期待できる工法となります。乾式工法なので被覆工事とその他の工事を並行して進めることができ、吹き付けに比べ工期の短縮が可能です。

湿式型耐火被覆

湿式工法では、半湿式工法や乾式工法に比べ比較的粉塵の発生が少ない他、遮音性に優れ、硬化によって得る高い表面硬度は防錆性・耐久性を持ち合わせます

吹付工法

梁と柱の耐火壁の取合い簡素化や近年増加傾向にある天井レスの建物においての需要が増加しています。

左官工法

意匠性に優れ、エレクションピースやシーム跡を完全平滑にいたい場合等に推奨。

不燃断熱工事の種類

不燃断熱材吹付

気温の変化や騒音などから室内を守るための断熱材に不燃性の断熱材を吹き付ける工事です。火災のリスクを軽減し、フロンガスやホルムアルデヒドを発散しない安心・安全を高める工事です。

結露防止材吹付

不燃断熱施工に結露防止をプラスした工法です。寒暖差が激しく結露によって建物が劣化することを防ぐことができ、価値と安全性を高める工事です。